社務所らしきところに逃げ込んだ4人。

コーチ「ん?なんだか急に外が騒がしいぞ。若いの、ちょっと表見てこいや」

エリスが外を見るとあんなに人影がなかった町だったのに、
神社を埋め尽くすほどの人が集まっている。
エリス「ここにもやっぱりいるのかよ・・・ほーりーしっ、ほーりーしっ・・・」


愕然とし、膝をついたエリスの肩をコーチがぽんと叩く。
コーチ「エリース。」
ニヤリとするコーチ。


「ヘヘヘ、そうだったな。いままでもそうしてきたんだったな」



「行くわよ!」
ドアを蹴破り、外に向かって構える4人。

3-5



外からは通常感染者を引き連れたチャージャー(隠岐仕様 馬仕立て)が
次から次へとチャージしてくるではないか。
釣竿だけではどうにもならない。よけるだけしか出来ない4人。

「ロー、モロトフだ!」
「モロトフつってもこれ、隠岐誉だよ!」





3-2

戸惑いながら放り投げた一升瓶は、
すでにだいぶ出来上がっている年配男性感染者にキャッチされ、
さらにチャージャーの口へ注がれていった。

「なんなんだ!まったく!」ニックが叫ぶ。


すると人の良さそうな女性年配感染者がニックに気づいた。
こちらを向いてニヤリ。

その女性感染者はゆらゆらと近づいてきた。

3-4




「これはね、毎年6月5日に行なわれる御霊会(ごれえ)。
 このチャージャーのは「馬入れ神事」っていうのよ。」

さらに、警察もやってきた。
「あー、エクスキューズミー?えー。ユー、ソーデンジャラス。
 アンド、ゲットバックプリーズ。オーケー?」

郷に入っては郷に従え。
グリッジ扱いになるけど、と前置きはされたが
オススメ観賞ポイントを教えてもらい
チャージャーが次々と神社に駆け込む様子を楽しんだ。

3-1


それもつかの間、チャージャーの上にジョッキーが乗り、弓矢を構えて走ってき
たではないか。

「what?!」

ジョッキーが追いかけてくる。さっきの女性感染者が叫びながら追ってくる
「ヤーーブーーサーーメーーーー!」



3-3



「スルーしかねぇ!走れ!走るんだ!あの橋まで!」
登ってきた坂を転がるようにして下って行く4人。
「あそこだ、あの倉庫がセーフルームだ!シャッターをすぐ下ろせ!」

シャッターが降り、暗闇に4人。ライトでお互いの存在を確認し合う。






「ふぅ。なんなんだ、ヤブサメって・・・!」






チャプター3まとめ

玉若酢命神社で毎年6月5日に開催のこのお祭りは、
こんなにいたのか、島人!
という人出になるが、とはいっても平日の渋谷くらいの密度。
馬を引く人だけでなく、馬もしこたま日本酒を飲まされる。
本気で馬が参道を駆け上るので、昔は死人もでたりしたそうな。
グリッジにあたると思われる門のところの隙間は子供しか入れないが、
至近で安全に見る事ができる最高のスポットである。
流鏑馬はやってる事は知ってるものの正直観に行った記憶がない。


本当の馬入れ神事は


これとか。

あんまり動画がなかった。